テクノロジー

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身体の中まで、デジタル化するのか
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身体の中まで、デジタル化するのか

飲み込めるセンサーから考える、身体とデータの境界 自分の身体なのに、その中で何が起きているのか、私たちは意外と知らない。 お腹が痛い。 なんとなく調子が悪い。 食事をしたあと、身体が重く感じる。 そうした変化を感じることはできても、身体の内部で何が起きているのかを正確に知ることは難しい。 病院へ行けば、検査によって身体の状態を調べられる。しかし、日常生活の中で、身体の内部を継続的に観察することは簡単ではない。 もし、小さな錠剤を飲むだけで、身体の中の温度や酸性度などを記録できるとしたら。 そんな技術の実現に向けた研究が進んでいる。 これまで身体の外側から調べていた情報を、身体の内側から取得する。 それは医療技術の進歩であると同時に、私たちと自分自身の身体との関係を、少し変えるものなのかもしれない。 身体の中で、時間を刻む小さな回路 2026年10月8日、京都大学と大塚製薬の共同研究グループが、飲み込んで体内を計測する「デジタル錠剤」に向けた、新しい半導体回路の開発を発表した。 今回開発されたのは、極めて小さな電力で動くタイマー回路だ。 デジタル錠剤で身体の

KOUKI TOMIOKA KOUKI TOMIOKA
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AIは何でもできる。ではデザイナーは何をするのか
芸術・デザイン

AIは何でもできる。ではデザイナーは何をするのか

数年前まで、デザインの仕事には膨大な手作業があった。素材を一つひとつ起こし、Webデザインを整え、それを動かすための軽いコーディングまで、人の手が要った。 今はその多くをAIが担う。画像も動画も生成できる。Claudeのようなツールのデザインシステムを使えば、UIさえ立ち上がる。正直に言えば、「作る」という工程の大半は、もう人間が引き受ける必要がなくなりつつある。 AIは、なんでもできる。 ——では、人間には何が残るのか。 それでも残る、たった一つの問い AIに「どう作るか」を聞けば、無限に答えが返ってくる。配色も、構図も、コードも、いくらでも。 けれど、AIは「何をしたいか」を持っていない。 なぜこれを作るのか。何のために、誰に向けて、自分はどんな世界を見たいのか。その根源の問いに、AIは答えを差し出すことはできても、それを欲することはできない。欲望がないからだ。デザインの本体が「どう作るか」ではなく「何を作りたいか」にあるのだとしたら、AIがどれだけ進化しても、その中心は空席のまま残る。座れるのは人間だけだ。

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AI時代に資格を取るべきか?
テクノロジー

AI時代に資格を取るべきか?

──変化の速い時代の学び方 生成AIの登場以降、「AIに仕事を奪われる」という言葉を耳にする機会が増えた。 その不安への対策として、 「AI資格を取ろう」 「プロンプトエンジニアになろう」 「AIを学ばなければ置いていかれる」 という話もよく見かける。 私も一度はそう考えた。 もしAIが仕事を変えてしまうなら、AIを使う側に回ればいいのではないか、と。 しかし考えているうちに、別の疑問が浮かんだ。 AIの進歩はあまりにも速い。 今日学んだ知識が、数年後どころか数か月後には古くなっていることもある。 そう考えると、「AIの資格を取ること」が本当に未来への備えになるのだろうか。 資格を求めるのは不安への対処かもしれない 資格そのものを否定したいわけではない。 資格が必要な仕事もあるし、体系的な学習の助けになることもある。 ただ、AI関連の話題を見ていると、資格取得が目的になってしまっているケースも少なくないように感じる。 技術が変わる。 不安になる。 資格を取る。 また技術が変わる。 さらに新しい資格を取る。 このサイクルは終わりがない。 本当に

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